
またまた長い間更新せず申し訳ありません。
公私共に色々忙しかったのですが
音質追求を休んでいた訳ではなくPCオーディオに目を向けていました。
時代に逆行という題を付けておきながらPCオーディオ?と言われそうですが、何事も音を聴いてみなければ解りません。
確かにPCでリッピングすれば膨大なCDを管理出来、使い勝手が良いのも解ります。
しかし、私が取り組むからには市販CDプレーヤー以上の音質を確保できると確信したからです。
「市販CDプレーヤーとは、弊社でクロックチューンした機器ではなくノーマル品なのでお間違いなく」

まずその前に、CAPRICEと勝負するべく輸入を開始したMiniMaxDACがPlusとなり入荷したので、その事に触れておかなければなりません。
何故なら、PCオーディオに限らず今後のディジタルオーディオには音質上 非同期型DACチップES9018が不可欠だからです。
早速D-Clockによるクロック交換を行い、CAPRICEと値段も同一のMiniMaxDAC-Plus-Dに仕上げた訳ですが、CAPRICEと比較試聴したら面白い結果となりました。
何故か十分にエージングが効いている筈のCAPRICEの方が煩いのです!?
この煩さは経験上電源ノイズの影響では?と思い、IPT800Anに接続していたCAPRICEのコンセントを壁コンセントに直に接続したところ、案の定煩ささがすっかり治まってしまいました。

何故こんな事が起きるのか?ですが、CAPRICEはパルス電源でMiniMaxはオーソドックスな電源トランスによる電源という差しか説明が付きません。
CAPRICEの電源は国際特許が取れたほど優秀である筈なのに・・・
如何に機器内部に対してローノイズであっても、外部のAC100Vに対してノイズを撒き散らし、アンプやトランスポートに悪影響があったのではお話になりません。
その証拠に、MiniMaxでは当然ながらIPT800Anに接続した方が音が良くなるのだから・・・
とまあ、こんな具合でMiniMaxDACがCAPRICEを凌ぐ音質となる可能性が見えてきたので、上位チューニングを開始した訳です。
しかし、ES9018DACチップはクロックの差を恐ろしいほどハッキリ出します(クロックが心臓部なのだから当たり前ですが)
この話は次のコラムに回すとして本題に戻ります。
HiFaceEVOには22.5792MHZと24.5760MHZのマスタークロックが必要です。
通常は内部で形成しているクロックを外部入力でも動く様にしてある訳ですが、私の知る限り音質上適正なクロックは有りませんでした。
必要な周波数はCDの44.1KHZ系が22.5792MHZ DATの48KHZ系が24.5760MHZです。
通常のクロックジェネレーターでは1個の発信器から分周して様々な周波数を作りますが、高価なワードシンクジェネレーターを使っても直接マスタークロックを交換する弊社の手法には敵わないのだから、如何にこの分周回路がジッターを増やしているかが伺えます。
やはり私が長年やってきた事の正当性を示すためにもX-TALによるダイレクトな発信器を目指すべきでしょう。
とは言っても、2個のクロックを切り替えるには無駄が多く高価となってしまいます。
そこで、X-TALをスイッチで切替えるという原始的な方法としました。
と言う事で、EVO用低ジッタークロックが出来上がった訳です。


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