
さて、如何に優れたケーブルであっても、新品を接続して直ぐに良い結果が得られる訳ではない。
皆さんが経験されている様に、本来の音となるにはエージングが必要なのだ。
いや、むしろDENTECの様に癖の少ないケーブル程、新品とエージング完了後の差が大きいと言えるのではないだろうか?
では、このエージングとは一体何だろう?
私は、電気信号を流す事により何らかの物性が変化すると解釈している。
クライオ処理を行う事で電子顕微鏡レベルの変化が現れる事は知られているが、電気信号による変化はおそらく目では認識出来ないであろう。
しかし、複雑な音楽信号を総合的に判断できる我々の耳では、それが天と地ほども大きな差と認識出来るのである。
では、SC処理後に電気的エージングの終了したDENTEC銀線ケーブルは、もう変化しないのであろうか?
その答えが、最近発表した「ULTIMATE」処理なのである。
スーパーの上だからウルトラの同義語であるアルチメットと名付けた訳だが、このULTIMATEケーブルは、@加工済みケーブル→ASC(スーパークライオ)処理→Bユーザーによる電気的エージング→C特殊クライオ処理→Dユーザーによる電気的エージングという複雑な過程を経て本来の音質となる。
 つまり、ユーザーとメーカーが協力して究極のケーブルへと育てて行く訳であり、これは他に例の無い事ではないだろうか?
何故そこまで面倒な事を行うのか?・・・それは、出て来た音が誰も経験した事の無い音質へと昇華するからに他ならない。
正に「ULTIMATE」の名に相応しい音質となるのだ!
DENTEC CMSシリーズをご愛用戴いているユーザーへの恩返し、それがULTIMATE処理なのである。
当初はCの過程まで行い製品化する事を考えたが、時間をコスト換算すると相当な価格アップとなる為、現在の方法を思い付いた。
将来的には、数百時間のエージングを行う時間の無いお客様の為に製品化する事もあるだろうが、当面は現在の方法を続けたいと思う。
さて、肝心なDENTEC CMS「ULTIMATE」の音であるが、まず現在の装置にディジタルケーブル1本もしくはラインケーブル1組を接続してみれば、その威力はたちどころに解るだろう。
ノイズフロアーの低さには定評のあるCMSシリーズを持ってしても全く歯が立たない程それは凄い!
ボリュームを3ステップくらい上げたのか?と思うほど音圧が上がって聴こえ、全ての装置を入替えたと錯覚する程だ。
始めて聴いたユーザーは、おそらく0.8φの銀線が100φになったか?くらいには思うだろう。
それ程全ての要素で桁違いなのである。
私自身、未だにこの差を信じられないでいるくらいなのだから・・・
絶対0℃で発生するという超伝導・・・それはこんな音ではないだろうか?
そんな事を思いながら、生以上に生々しい音楽を楽しんでいる今日この頃である。 |