
貴方がオーディオマニアなら、ルビジュームやセシウムといった素子をご存知であろう。
雑誌などでは数百万円もする超高級機はこの素子を使っているから音が良いと宣伝している。
しかし、果たしてそれらが本当に音が良いのだろうか?

私はハッキリそうではないと言い切れる!
これから、何故そんな事を言い切れるのか?を説明させて戴く事にする。
まず一番重要な事だが、ルビジュームは6,834,682,612.8Hz(6.83GHZ) セシウムは9,192,631,777Hz(9.19GHZ)という極端に高い特定の周波数でしか発振しないという事である。
つまりX-TAL(水晶)の様にマスタークロックの8.4672MHZ〜67.7376MHZを直接発振する事は出来ないのである。
では、どんな方法でAV機器に必要な周波数を発振しているのであろうか?
解り易く説明すると、発振しているのはX-TALでありルビジュームやセシウムは単にそれを制御しているだけに過ぎないという事になる。
通常ルビジュームやセシウムを使った発振器は10MHZであるが、これ自体は非常にピュアーな発信器である。
しかし、これをワードシンクに必要な周波数44.1KHZ〜192KHZに変換するには分周回路が必要であり、そこでジッター(時間の揺れ)が発生する。
また、外部から接続したピュアーな44.1KHZ〜192KHZに対して機器内部で同期する回路が必要となるが、ここでもまたジッターが発生するのである。
私が一体何を言いたいのか?
如何に高価な素子を使ったピュアーな発信器であっても、そのまま使えなければよく出来たX-TAL発信器に負けると言う事なのである。 |

TAD D-600の音に刺激を受けた私が何を行なったのか?だが、この音の差はクロックのジッターしかないと考え、UMCを改良する事にしたのである。
そのヒントは、MATANTZのCD95をチューンしていた時代だから20年以上も前に遡るが、クロックの発振回路に使われているセラミックコンデンサーをディップマイカに交換すると音質が良くなるというものだった。
このアイデアは、VECTOR JAPANというチューニンググループの仲間より提案され、全員一致で良い評価となった為採用となった経緯が有る。
今ならセラミックよりもマイカの方がジッターが少なくなった為の改善だと言えるが、
当時はジッター云々なんて問題にもされていない時代だったから、採用した我々は先見の明が有ったということだろうか?
さて、実験的にリードタイプのディップマイカに交換してみたら、これが化けた!のである。
背景がより静かになり、楽器の位置関係が明確となった。
既にジッターが極限まで減っている自慢のUMCでさえ、驚く程の改善としか言いようが無い。
早速チップタイプのマイカを発注したのは言うまでも無いが、何と納期が2ヶ月!
しかも1種500個単位という条件の連絡が有った。
単価はそれほどでもないが、500個ともなると流石の私も躊躇した。
しかし、これだけ違えばやらない訳にも行かず、その日の内に5種類2500個を発注してしまったのである。
これだけの数を消化するには、ニュートロンスターを含めバージョンアップするしか無いと考えVersion1.2として改良サービスを実施する事にした。

今後販売するUMCとNeutonStar/DENTECは同価格でV1.2となるが、既にご愛用戴いているお客様へのサービスである。
当面はUMCとNeutronStar/DENTECだけだが、需要がある様ならNeutronStar/Normalも視野に入れたい。
バージョンアップの費用は、NSが28,000円円(工賃別) UMCが38,000円(工賃別)となるが、既に実施されたお客様からは「DENTECは安いものの方が効果が大きい」とお褒めの言葉?を戴いている。
ニュートロンスターやUMCで、ジッター低減が音質に対してどれほどの意味を持つか?をご理解戴いているお客様には、少ない投資で絶大な効果が得られるバージョンアップとしてお薦めいたします。
最後に、V1.2の音とTAD D600を比較されたい方は試聴室にてご確認ください。
愛聴盤(CD)をお忘れなく!
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