北海道 M様

「SoulNote dc-1.0/FT
(フルチューン)のレポート」

2006/12/16(1)

こんばんは。Mです。今さっき受け取りました。藤本社長ありがとうございます。

箱から出すのももどかしくそそくさとセッティングしました。
見た目よりずっと重いですね。

とはいえ氷点下の長い道のりで冷え切っているし新品だしとりあえずちょっとだけ聞こうと思い、八神純子「Mr.ブルー」で第一声です。

「うぉぉーーー!これはアナログじゃないか。」

ボーカルの声帯の産毛のふるえまで聞こえるようで、今までこういう音をCDから出すのは絶対無理だと思っていたんですけどちゃんと入っていたんですねぇ。

ストリングスも固まらず、沢山の弦から音が出る様子がよくわかります。

まだ余韻の広がり方とかしっくりしない部分もありますが、これは時間の問題でしょう。と言いつつこれを書いている間にも余韻がよくでるようになってきました。

とりあえずの第1報でした。


2006/12/12(2)

私が今までアナログとの腐れ縁を切れなかったのは、音のひげというか産毛というか、CDならツルッテンになるところ、そういうぎりぎりのきめの細かさみた いなものが聞こえることと、音が静かであると言うことの2点でした。

あと、シングル盤で1曲3分を聞いても、満足感というか、充実感というのもありました。

でも、dc1.0なら全く遜色なく、CDがまさにそういった聞こえ方をするのです。

こうなってくるとCDが持つ本質的な優位点(正確な位相、 アナログが持つ回転系やアームなどの不安定さが無いこと)が浮かび上がってきて、CD誕生以来はじめてその性能がフルに発揮されることになったと感じた次 第です。

でもこれって実はすごいことですよね。これぞまさに正常進化、オーディオの王道(笑)だと思います。

M

2006年10月23日更新
「D-Clock乗せ替え後のレポート」

本日D-clock搭載x5000受領いたしました。いつもながらの迅速な対応誠にありがとうございます。

>ルビジュームがX-TALに負けるなんて常識ではありえません。
> E社は余程発信回路が悪いんでしょうね!
> XO-3でこれだから、D-Clockなら怖いもの無しです。

私も早速聞いてみましたが、皆さんのおっしゃられていることがよく理解できました。
これに換えて初めて、あれほど満足していたX0-3では音が滲んで、よけいな音が出ていたんだと言うことに気付かされました。
20年前に買った山口百恵全集のCD、音が悪くて当たり前と思っていましたが、山口百恵がスピーカーの間にぽっかり浮かび、エコーが後ろに吸い込まれていくリアルさにびっくり仰天。
CDに元々含まれるジッターも吸収してしまったかのようです!総額500万円を超えるエソテリックのCDシステムは足元にも及びますまい。エージングでどこまでのびるか楽しみです。

M


2006年10月5日更新「追記」

すっかりご無沙汰しておりますがおかわりありませんか?
こちらは朝晩すっかり涼しくなり、まもなく紅葉が始まりそうな雰囲気です。

さて、我が家にCDP-X5000がやってきてから約2ヶ月、音質もすっかり安定したようです。なんと言ってもS/Nがよく目の前が見通せるような鳴り方で、しかもきめが細かく産毛のような音もちゃんと聞こえます。こうなってくるとアナログにも十分勝負できる感じです。そして何より驚いたのが定位の良いことで、中央のボーカルが微動だにせず、その奥の楽器がはっきり見通せます。これはP-0時代には感じられなかったことで、不思議でたまりません。もちろん左右の広がりも申し分なく、ノーチラスのみならずDUOでもスピーカーを超えて外側まで音場が広がります。これを聞いた友人曰く「5.1チャンネルは全く必要ない」とのことでした。現在このような機械が手に入らないと言うことは残念ですし、偶然手に入れた私は幸運だったと思います。

DUOは、嫁ぎ先も決まらないのでいろいろ実験しているのですが、ウーハーをライン入力で使うと非常に具合がいいです。うちの場合、TRC-Aの2系統出力うち1系統をウーハーに直結、もう1系統をXLRコネクタ(20dbアッテネーター)を介してzapに入力、バイワイヤで中高域を駆動させます。こうするとウーハーのもやついた感じがなくなり、低音が意識されなくなるのでクロスオーバー、レベルとも上げることができ、ノーチラスに負けず透明・鮮明で重心の低い音が出るようになります。間違ってDUO買った人がいてうまく鳴らず悩んでいる人がいたら(いないですね!)教えてあげたいテクです。いかにzapとはいえ、パワーアンプを直列に使うと難しいと言うことなのでしょう。

それにしても、CDP-X5000がP-0よりはるかにいい音がするという現実にいろいろ考えたのですが、メカの優秀なことはもちろんですが小さく軽く高剛性と言うことが音質に大きく貢献しているようにも思うのです。秋葉原の某有名店の音がだめなのも、P-0の音が悪いのも、大きく、重く、複雑で、堅い機械やケーブルが、音圧によって受けた振動をうまく受け流すことができず、音に遅れて乗せてしまうからのではないでしょうか。それでとても不快な固く抜けない中域になるように思います。47研の木村社長もHPで同じようなことを言ってましたね。

以上長文失礼致しました。これからもお世話になります。よろしくお願いいたします。

M


オリジナルノーチラスの音

遂にオリジナルノーチラス+ZAP Pulse2.3SEの音を聴ける日がやってきた。
MARANTZ PA02のゲインが高い為、バランス接続ではチャンネルディバイダーの残留ノイズが気になり、入力のボリュームを絞って聴いておられたMさん。
ZAP改造アンプに入れ替えられてからは、アンバランス接続で聴かれており、音が良くなって、ノイズも気にならなくなり一石二鳥だとご満悦だったのだが、別の問題が出てきてしまった。

TRC-Aをフルボリュームにしても、希望される最大音量に少し足らないと言われるのだ。
原因は47LABOのD/Aコンバーターの出力電圧が低い所為なのだが、バランス接続に変更すれば解決するのではとの問い合わせを戴いた。

4台のアンプを広島まで送って頂く手間と、やってみなければ解らない状況で迷惑を掛ける訳にも行かないし、オリジナルノーチラス+ZAPの音を聴いてみたかったので、ついでにクリニックをしましょうと、部品と工具を持って北海道まで出かける事にした。

関東へ近付いている台風を心配していたが、広島⇔札幌直行便は日本海側を通るので 全く影響を受けずに一時間半で新千歳へ着いた。

羽田便は途中から引き返すか、他へ降りるかも知れないというアナウンスだったのが 嘘の様だった。

初めてお会いするMさんは、8台のPA02を一気に入れ替えてしまう程の大胆な行動とは裏腹に、生真面目な程礼儀正しい方であった。
挨拶もそこそこに早速音を聴かせて戴いたのだが、正直言って、ん~?こんなものか と言った印象しかなかった。
勿論、その辺のハイエンドオーディオ店で鳴らしている音とは次元が異なるレベルなのだが、私の期待が大き過ぎたのかも知れない。
殆どDENTEC製品で固めて居られるのだが、唯一振動対策だけは留守になっておりIPT4000Anを使って戴いているにも関わらず、左右のスピーカーの間にしか音場が現れていない。

オリジナルノーチラスの台座は厚さ15cm程の人造大理石であり、コンクリートの床に直置きされているのだから通常では振動対策など必要ないと思われるのも無理は無いが、ここまでやってライブの音場が現れないと言う事はいくら重くガッチリ固定されていたとしても、やはり振動対策は必要不可欠なのだ。

こんな事もあろうかと、事前に送っておいたVEB10-10を徐に台座の下にセットした。

途端にMさんの表情が変わり、参ったな~という言葉と共に目が爛々と輝いている。

徐々に音が変化しますからと告げ、私はタバコを吸いに外へ出た。
暫くして戻ると、何でデンテック製品は音色が変化せずに鳴り方だけが変化するんですか?不思議ですと言われながら、手当たり次第にソフトをとっかえひっかえ聴かれている。

音も大分落ち着いてきたので、それではとST-BASEを取り出し、まず4台のパワーアンプへセットした。
本当は小型のVEBをセットしたかったのだが、今回は間に合わなかったのでST-BASEということになったのだが、それでも凄ましい変化を見せた。

兎に角、音場がどんどん広がり、最後にチャンネルディバイダーへセットした時には部屋中がライブの現場へと変容し、かなりの音圧なのに全く煩くないという、正にDENTECマジックの世界が展開されたのだ。

Mさん曰く、アンプをPA02から海外製のハイエンドアンプに変えなければ駄目だろうと考えていたけど、数百万円掛けて入れ替えたとしても、こんな変化は到底望めなかったでしょう。本当にびっくりしましたと言ってくださった。

やはり来て良かったと、その日の青空の様にすがすがしい気持ちでMさん宅を後にした。

By 藤本

●その後のメール●

■…M様  ■…サウンドデン藤本

サウンドデン  藤本社長様、杉本様

昨日、デジタルアンプ確かに受領いたしましした。お手数おかけしました。
いつもながらのしっかりとした作り、信頼感たっぷりです。

早速聞いてみました。電源オフの時に出るノイズがデジタルだなぁと感じるくらいで(全く気になるものではありませんが)、使い勝手はふつうのアンプと全然変わらないですね。

ノイズが出ない様にする為には、量産メーカーの様にリレーを入れれば 解決いたします。
しかし、接点が増えて音が悪くなったのでは元も子もありません。
無信号時の消費電力が非常に少ない(数W)ので、電源を入れっぱなしでお使いいただければと思います。

「・・・??」。DUOからこれまで聞いたことのない音が出ている。3次元的な表現が苦手なはずなのに、余韻が空間に広がっていく。しかも空間がすごく澄んでいるようで、音が全く滲まない。音程が正確でビブラートが非常にはっきりと聞こえる。ボーカルが冴え冴えとしており、背後の楽器との位置関係が見えるようだ。
「これが位相ずれがないということなのか・・・」

そうなんです。
私が始めてこのアンプを聴いた時に感じた事は、よく出来た直熱3極間管アンプのイメージでした。
非常に柔らかい音なのにハッキリしており、しかも真空管のシングルアンプでは絶対に避けられない、位相のズレが全く無かった訳です。
「ああ、もうアナログアンプの時代は終わったなと直感しました」
その音は、10年以上も前に全て銀線で作った自慢のMOS-FET DCアンプをも軽く超えていたんです。

音質については、アンプは今少しエージングが必要のようにも感じられ、またDUOも新しい伴侶を得て音がどんどん変わっているようなので、この時点でのお話ということになりますが、つややかできめが細かく、正確な低音を持ったピラミッドサウンドはデンテックならではだと思います。つないだその日に室内楽をかけてみても、まともに録音されたものなら弦が気になることは全くありませんでした。何より一 緒に聞いていた8歳の長男が「前より音すごいね」といってました。子供の感性はほん とに正確だと思います。


先入観無しで聴かれる女性や子供さんの方が、
正確に判断される事も多いですね。

新しい方式だし、どこかにアラがあるのではと耳を皿にして聞いていましたが何もない。それどころかこの音の出方はこれまでのパワーアンプの概念が当てはまらないように感じる。これまでのアンプにはまだ至らないところがあったのか・・・・。
ノーチラスをこれで鳴らしたら、いったいどんな世界が開けるのか。
ZAP Pulse2.3SEで鳴らすノーチラスの音!
是非聴いてみたいですね~
恐らく部屋の中を移動しても音場が現れる位置が全く変化しないと思います。

しかもステレオアンプ2台でこの金額!。ベースのアンプだって店でほこりをかぶっていた中古を格安で買ったものだし。これが量産されれば、間違いなくハイエンドアンプの世界は変わるでしょう。それほどすごいと感じた次第です。これだからオーディオはやめられない。


私がこれまでに聴いたアンプでZAPを凌ぐのは、240万円のdarTZeel NHB-108 model oneだけでした。
ZAPを使ったアンプの量産化も計画しておりますが、やはり電源のシッカリしたパワーアンプを見つけてZAP化するのが安上がりで近道かも知れません。
ノーチラスをZAPで聴ける日を楽しみにしておりますので、是非ご検討くださいませ。

私とDENTEC製品が初めて出会ったのは、2年ほど前のことでした。
 当時は、私もごく一般的なオーディオマニアであり普通の音楽好きでしたので、雑誌などで評価の高い有名メーカーの製品を中心に組んだシステムで音楽を楽しんでいた(楽しみたいと思っていた!)のですが、正直なところ、そういった機器をそろえるほどオーディオ的にはすごい音になったようだが(これも後で誤解とわかるのですが)落ち着いて音楽が楽しめない。なぜだかわからないがどうにも長い時間聞いていられない。どうにかならないものか・・・。

サウンドデンというお店の存在はかなり前から知っていました。以前に一度フィデリックスSH-20Kのチューニングに関しメールで問い合わせたところ、間髪入れず藤本社長直々に詳細な回答をもらったこともあり、その存在は非常に気になっていました。

 よし、ここに相談してみよう。まずは手始めに一番気になっているDAコンバーターから行こうと、メールで相談してみました。そうしたら、またしても間髪入れず回答が来て、「論より証拠。まずは聞いてみてください。」とばかり、DAコンバーターの4705DENTECだけではなくCMSシリーズのケーブルも一緒に借りることになりました。

 はるばる広島から札幌までやってきたDENTEC製品、少量生産とは思えないしっかりした作りです。接続するのももどかしく音を出しました。「ほぉぉ。」長いため息が出たような気がします。蒼白な顔に血の気が戻ったと言えばいいのでしょうか。確かにシステムは息を吹き返した。音を楽しむのにもっとも必要な躍動感が蘇ってきた。「これはいけるぞ。ここの製品は信用できる!」そう思うのに時間はかかりませんでした。これが我が家にやってきた最初のDENTEC製品です。
 
 次の誘惑は1年後にやってきます。行きつけのオーディオ店でACクリーン安定化電源を借りたことが始まりです。これを使用したことにより音質が向上したものですから、これに関する意見を藤本社長にメールで聞いてみました。そうすると「論より証拠。IPT3000試聴機はいつでも用意できます。」とのこと。そうとくればこちらも断る理由はありませんから二つ返事でお願いしました。ところがこの時はタイミングが悪かった(良かった?)。アモルファス試作機も一緒に貸してくださるというのです。

そんなわけで、はるばる広島から春まだ浅い札幌に木枠梱包の超重量物2個が到着するのに時間はかかりませんでした。やっとの思いで部屋まで運び入れ、電気屋さんに分電盤周りの配線をしてもらい音を出しました。その瞬間みんな止まりました。「えっ!?」
 先にACクリーン安定化電源を試していましたから、良くなると言ってもその延長線上だろうと勝手に想像していたのですが、全然そんなモノじゃない。電気が鳴っている感じではないのです。そのリアルさ。そのパワー。その静けさ。音場と定位。どれをとってもこれまで聞いた、いかなるモノとも違う。しかもまずいことにアモルファス試作機を先に聞いてしまった!IPT3000もすごいのだが、こいつと比べてしまうと分が悪い。しかし、アモルファス機はとてつもなく高い。そのことを正直にメールで藤本社長に話すと「試作機をお譲りしても良い。」との回答。このチャンスを逃すことなどできるわけもなく、結局試作機はそのまま居着いてしまいました。型番がテプラで貼ってあり、それがかえってただ者ではない雰囲気を漂わせており、大変気に入ってます。

 そして今回です。行きつけのオーディオ店から「プリアンプを譲ってくれないか。」との打診を受けました。現状の音にはすでにかなり満足していましたから断ってしまえばすむ話なのですが、そこはオーディオマニアの悲しい性で、この機会を生かしての音質向上の可能性を考えてしまいます。

 そこではっと思いついたのは、DENTECが誇るTRC-A。しかしながら、これまでパッシブアッテネーターを試してみていいと思ったことがなかったので、このことを正直にメールで藤本社長に相談したところ、「論より証拠です。聞いてみてから結論を出してもいいのではないでしょうか。」とのこと。そしてすぐにはるばる広島から試聴機がやってきました。取り出した六角形の物体は、知らない人が見たら金庫か何かと間違うでしょう。

やってきたのは平日だったのですが、待ちきれなくて仕事から帰った夜中につないで聞いてみることにしました。とはいえ今度は電源ケーブルもないし、接続は簡単です。
 レコードをセットし、ボリュームを回していきます。すると十分な音量に達する前にフル状態になってしまいました。そこで、パワーアンプのボリュームを最大にして再挑戦。今度は大丈夫です。
 なんと自然な音なんだろう。
 なぜピアノの音がここまで一音一音克明に聞き分けられるのか。
 なぜベースの動きがここまでわかるのか。
 それなのにすべての楽器が一つとなって流れるように曲を刻む。
 クラシックのライブのレコード、観客の咳があまりにリアルで気味が悪いくらい。

 パッシブアッテネーターにありがちなひ弱さや低域の物足りなさについてはもっとも心配していた点ですが、全くの杞憂に終わりました。それどころか、ローエンドののびや正確さは比べるモノが見あたりません。まったくすごい!
 これまで使っていたプリアンプはエキサイター回路を持ち、「リアルに聞こえるように着色された音」が持ち味でしたから、最初少しとまどったのは事実です。しかし、他の機器が十分な性能を備えていれば、プリアンプで音を作ることは不必要だと思いますし、やはりいかにうまく作ろうとも複雑な電気回路を通ると音楽は似て非なるものになってしまうのでしょう。
 完全に勝負はあったようです。
 ハイエンドオーディオと名の付くものはたくさんあるけれど、10倍出してもこれに匹敵するものがあるのかどうか。ほんとに複雑な気持ちになってしまいました。

 そんなわけで、今はTRC-Aの新品がラックで大あぐらをかいています。本領発揮までにはまだ少し時間がかかりそうですが、その過程もまた楽しみです。
 現在の機器は以下のとおりです。数は多いですが、なるべくシンプルになるように心がけています。DENTEC製品が幅をきかせていますよ。

CDトランスポート エソテリック P-0S+VUK
DAコンバーター 47研究所 4705gemini DENTEC+4799電源部×2
アナログプレーヤ マイクロ SX111FV+FR・FR64FX
フォノイコライザー ゴールドムンド PH2
パッシブアッテネーター TRC-A
チャンネルディバイダー オリジナルノーチラス純正品
パワーアンプ マランツ PA-02×8台
スピーカー B&W オリジナルノーチラス
ケーブル SDC-CMS、SLC-CMS、S/Aラボハイエンドホース使用自作RCA
ラインケーブルほか  


 部屋は約20畳の地下室です。コンクリートの箱なので躯体と内壁の間は100ミリの断熱材を入れて、断熱と吸音の役目を待たせていますが、それ以外は音響的に特別なことはしていません。意匠的な観点から短辺側の壁が2面、割り肌タイル張りとなっていますが、音響的にはいかがなモノかという感じはあります。スピーカーは長手方向にセットしており、対向面は本やCDで埋まっています。天井高さが2.7メートルですが、これはもう少しあった方がいいような気がしています。

最近は気候も少しおかしいので、大雨・洪水は本当に心配です。そうなったら、地下室はあっという間に水没してしまうでしょう。地球温暖化防止の観点からも、電気を使わないTRC-Aはおすすめかもしれませんね。 いま、パワーアンプを2台広島に送っています。最新のデジタルアンプに改造してもらうのです。どんな世界を見せてくれるのか、今から待ち遠しくてなりません。

●終わり●

残念ながらM様にはまだお会いした事がありません。

いくら元気な私でも、北海道まで車で伺う訳にはいかないというのが本音です(苦笑) しかし、時折戴くメールやご愛用の機器により、シンプルなお人柄だと言う事は解かります。 確認音源により製造されたDENTEC製品をストレートに受け入れて戴き、過分なる評価を戴いた事は、作った方としては望外の喜びとなりました。
それにしても、DENTEC製品で鳴るオリジナルノーチラスの音をジックリ聴いてみたいものです。 位相ズレの全くないZAP Pulse2.3SEの音を聴かれて、あっけに取られるM様の顔を想像しながら、チューニングに励んでいま By 藤本

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