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>>>2005年10月にいただいたコメントです。 兵庫の野口です。 |
| 社長のコメント 野口さんとはJBL 4344のフルチューニングをお預かりしてからのお付き合いだ。 43シリーズをご愛用の方は沢山居られると思うが、ご多分に漏れずウーハーとミッドバスのエッジは10年程度で朽ちてしまう。 エッジの不良に気付かれた時点で、通常の選択肢では代理店や社外品のウレタンエッジで修理するか買い換えるかという事になるのだが、今回の野口さんは違う選択をされた。 つまり、40万円弱でチューニングしようと言う事になったのだ。 一般的には無謀とも思われる決意をされた理由は、どうも今までの体験と経緯にあるらしい。 関西の有名店で薦められるままに散々買い換えてきて、最終的に辿り着いた4344を今回は何に買い換え様かと考えた時、JBLの後継機や予算を考えずに他社の製品を試聴してみても、納得の行く物が無かったと言われるのだ。 そんな訳で野口さんは、この度家を新築されるのを機に、マッキンの管球パワーアンプとスピーカーを残して全てを処分されてしまった。 新居に移られるまでの数ヶ月、エージングまで含めて4344を仕上げ、配達がてらクリニックにお伺いする事にした。 当日は、チューニング済みのMARANTZ SA14V2を使い、残っていたケーブルでダイレクトにパワーアンプへ入力して試聴を開始した。 果たして、野口さんの第一声は4344の嫌な癖が殆ど無くなったと言われたのだが、私の耳にはまだまだ癖だらけである。 今音出しを始めたばかりなので、30分ほど色々聴いて頂いてからクリニックを開始する事にした。 外で一服して戻ったら、案の定、野口さんの顔が妙に曇っている。 どうやら、現時点では期待しておられた程のものではなかったらしい。 もっとも、スピーカーをチューニングすると言うことは、それだけ癖が少なくなる訳であり、入力信号の癖がハッキリ認識できる様になるのだから、出てきた音が気に入らないのも無理はないのだ。 それではと、私は徐に取り出した新製品のVEBとベストセラーのST-BASEで振動対策を始めた。 ウッドブロックにセットされていた4344にVEB10-10、さらにCDプレーヤーとアンプにST-BASEをセットした途端、音場と奥行きが広くなりそれを認識された野口さんの目がランランと輝いてきた。 その後はお決まりのコースで、スピーカーケーブル→ラインケーブル→UAJ1→IPT1000An と変更して行ったのだが、その時点での問題点を指摘しながら入替えていくと、私が告げた通り確実に変化する様に、野口さんはますます驚きの表情を露にされ、言葉通り鳥肌を立てて感動されたのである。 とは言え、いきなりこれだけの変化を体験し恐ろしく良くなったとしても、それは殆どの人にとって未体験ゾーンでの変化であり、頭での理解が出来ずにかえって混乱されてしまう事も多い。 マジックでもなんでもなく、理屈に応じた変化である事を理解して貰う為には、やはりある程度の時間が必要なのである。 当日は、その時点でどうしても必要なもの(SA14V2とIPT1000An)を導入して頂き、他のものはそのまま貸し出しさせて頂く事にして退散する事にした。 後のメールでは、ご自身で色々やってみたがケーブルの一本も外せず、そのまま購入して頂く事となった。 今回のレポートは、エージングも十分に聴いた後の感想であり、10月15日にASCの例会へ参加された野口さんをMINGUSへお誘いしたところ、生演奏と自宅の装置の音が全く違和感無く聴け、良い買い物をさせて頂いて本当に嬉しいと喜んでくださった。
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>>>2006年5月にいただいたコメントです。 |
| 野口様宅へ伺うのは、確かこれで5度目だと思う。 ご自分が納得されたスピーカーJBL4344から出来るだけの情報量を取り出したいという一途な思いから、スピーカーのチューニングからDENTEC製品まで導入戴いた訳だ。 しかし、今回は有名なM社の超高級管球式パワーアンプからの変更である。 まず、DZPの試聴機を2台お送りし試聴して戴いたのだが、その時点では4344がバイアンプで使えない為に、片チャンネルだけ使用したモノラルアンプとしての試聴であった。 もう元には戻せませんとのお電話に、ネットワークをバイアンプ用に変更すればさらに数段良くなりますと解説し、納品がてらお伺いする事となった。 さて、その音質であるが、これが43シリーズの音?と正に耳を疑う程の鳴りっぷりとなった。 非常にハイスピードで音が柔らかく、音像がハッキリしているのに煩さは全く無い・・・ やもすれば、矛盾している様な音質評価であるが、DZPはいとも簡単にそれをやってのけたのである。 ハイエンドの世界にも既にディジタルアンプの波は押し寄せている。 しかし、アナログアンプの手法を無視した物からは本当のディジタルの良さは表れない。 現在市販されている、電源 部品の方向性管理を無視したハイエンドアンプ達は、所詮、作られた時から消え去る運命なのだ。
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